2010年05月08日

88.6 司馬遼太郎読みました

88.6 司馬遼太郎読みましたここ10日ほど、司馬遼太郎著「世に棲む日々」という本を読んでいました
幕末の本で、前半が吉田松陰を主人公にし、後半高杉晋作を主人公にした本です

4巻組みで、最終巻がクライマックスになりますが、昨夜4巻に入ったら面白くて、12時くらいまで読んで寝、今朝は5時に目が覚めてしまって続きを一気に読み終えました
読書にこれだけ熱中できたのも久しぶりです

この本は15年以上前に初めて読んで、過去2回くらい読んでいると思いますが、今回久しぶりだったので新鮮な感動がありました

ぼくはよく人から、読んだ本についてよく覚えているねと言われることが多いんですが、それは愛読書というべき本は5回以上繰り返し読んでいることによると思います
5回以上というとびっくりされますが、1回目はさすがに読みきるのに何時間もかかるところ、2回目は1回目より短時間で読み終わり、3回目、4回目と時間が短くなっていくので、5回目あたりになると200ページ程度の本を1時間程度で読みきることがよくあります

また、本は必ず買って読む主義で、気に入った箇所があると線を引いて端を小さく折っておきます
で、ときどき本を手にしては折った箇所だけ拾い読みすることがよくあります
こうするとその気に入った箇所というのは、10回も20回も繰り返し読むことになるわけです

本棚を見ていますと、「あれ、こんな本読んだことあったけ?」と思う本がある、手にとって見ると何箇所か端が折ってあるので確かに昔読んだようだ、折った箇所を開いて見る、そうすると当時感動した箇所に線がひいてある、というのがぼくの読書法です



Posted by ゴンベ at 06:38│Comments(1)
この記事へのコメント
奥の深い読み方、ご教授ありがとうございます。

なるほどそうだったと思います。最近図書館の本で間に合わせることが多くなってしまいました。
Posted by 小野由美子小野由美子 at 2010年05月08日 07:51
 
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    コメント(1)